ひまわりブログ

2025.10.15

「プロパンガスの安全点検」って何をするの?流れと頻度を解説💡

ガスコンロの前で点検をする男性のイメージ画像

こんにちは!ひまわりガスです😊
プロパンガスを利用する際は、ガス開栓時の「供給開始点検・調査」やガス器具や設備などに不具合がないかを確認する「定期供給設備点検」「定期消費設備調査」等の点検があります。
今回は、プロパンガスの「安全点検」に焦点をあて、どんな内容をチェックしているのか、点検の流れや頻度について詳しく解説します🍀

家庭や店舗で利用されているプロパンガス(LPガス)は、便利で火力も強く、多くの場面で活躍しています。しかし「ガス」というと火災や爆発などの危険をイメージする方も多いのではないでしょうか。実際には、プロパンガスは法律に基づいた厳格な管理や点検が行われているため、正しく使用すればとても安全なんです😊


💡プロパンガスの安全点検とは?

プロパンガスの安全点検とは、ガスを安心して利用するために、ガス設備や器具に異常がないかを定期的に確認する作業です。
これは法律(液化石油ガス法)で義務付けられており、ガス販売店や保安機関の担当者が行います。点検を通じてガス漏れや設備の劣化を未然に防ぐことができるため、利用者の安全を守る大切な仕組みです。

🍀点検の主な内容🍀

安全点検では、以下のような項目を中心にチェックが行われます🔔

1. 宅地内のガス設備確認

  • ガスボンベ(容器)の設置状況
  • 直射日光や転倒防止の措置が取られているか
  • 調整器(ガスメーターの役割を担う機器)の劣化や破損がないか
  • 配管やホースにひび割れ、サビ、緩みがないか

2. ガス漏れ検査

  • 専用の検知器を使い、配管や接続部からガスが漏れていないかを調べます。
  • 石けん水による確認をする場合もあり、泡立ちで漏れを判断します。

3. ガス器具の動作確認

  • ガスコンロ、給湯器、ファンヒーターなどの点火・消火が正常に行えるか
  • 炎の色が適正(青い炎)かどうか
  • 安全装置(立ち消え安全装置や過熱防止装置)が作動するか

4. 換気の確認

  • ガスを使用する場所に換気設備(換気扇や窓)があるか
  • 特に屋内設置型の給湯器では、排気が正常に外へ排出されているか

5. 緊急時対応の説明

  • 万一ガス漏れが発生した際の対処方法
  • 緊急連絡先の再確認

🍀点検の流れ🍀


実際に点検を受ける際の流れを、利用者目線で紹介します🔔

  1. 訪問の事前連絡
    ガス会社から「〇月〇日に点検に伺います」という案内があります。突然来るのではなく、基本的には事前に日時調整がされます。
  2. 作業員の訪問・身分証明の提示
    点検担当者が訪問し、会社名や身分証を提示します。信頼できる業者かどうかを確認するためにも重要なステップです。
  3. 屋外設備の確認
    まずはボンベや調整器、配管などを目視で点検し、必要に応じて専用機器で検査します。
  4. 屋内器具のチェック
    コンロや給湯器を実際に点火して、炎の状態や安全装置の動作を確認します。
  5. ガス漏れ検査
    室内外の配管や接続部にガス漏れがないかを調べます。
  6. 結果の説明・記録
    点検が終わると、結果が書かれた点検票を受け取ります。異常があればその場で修理や交換の提案が行われることもあります。


⏰点検の所要時間と費用⏰

  • 所要時間:一般家庭であれば 30分〜1時間程度
  • 費用:基本的に 点検費用は無料 です(法律で義務付けられているため、ガス販売店が負担)。ただし、部品交換や修理が必要な場合は別途費用が発生する場合があります。

🌟点検の頻度🌟

では、どのくらいのペースで安全点検を受ける必要があるのでしょうか。

法律で定められた頻度

  • 一般家庭(住宅用):4年に1回以上
  • 業務用(飲食店など):2年に1回以上

この周期は法律で定められている最低限の基準です。利用環境によっては、より短い間隔で点検を行うこともあります💡

❓安全点検を受けないとどうなる❓

点検は義務ですので、もし拒否してしまうとガス会社は法的にガスの供給を止めざるを得ません。これは「不便だから点検を断ったらラッキー」という話ではなく、利用者の安全を守るための厳格なルールなのです。

また、ガス漏れ事故や一酸化炭素中毒は命に関わります。日常的に安全に使えていても、設備は少しずつ劣化していきますので、定期点検は非常に重要です。

✔️利用者が普段からできる安全チェック✔️

点検はプロが行いますが、利用者自身が日常的に意識できるポイントもあります🔎

  • ゴムホースのひび割れや劣化がないかチェック
  • ガス器具使用中は必ず換気を行う
  • 青い炎で燃焼しているか確認(赤い炎は不完全燃焼のサイン)
  • ガス臭いと感じたらすぐに使用を中止し、ガス会社へ連絡

これらを習慣にすることで、より安心してプロパンガスを利用できます😊

親子で料理をしている様子のイメージ画像

💡まとめ💡

プロパンガスの安全点検は・・・

  • ガス設備の状態確認
  • ガス漏れの有無チェック
  • ガス器具の安全装置や燃焼状態の確認
  • 換気・排気の確認

などを中心に行い、家庭では4年に1回、業務用では2年に1回以上 実施されます。点検自体は無料で、所要時間は1時間程度。万が一問題が見つかれば、その場で改善策が提示されるため、安心してガスを使い続けるために欠かせません🍀

「うちは特に問題ないから大丈夫」と思っていても、設備は年月とともに必ず劣化します。大切な家族やお客様の安全を守るためにも、定期点検をしっかり受けておきましょう😊✨


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