プロパンガスと都市ガスの違い🔥沖縄ではどちらが多い?

こんにちは😊ひまわりガスです!
ガスにはボンベで配達するプロパンガスと配管を通ってくる都市ガスの2種類があります。
今回はその2種類の違いについてお話します🌟
日々の暮らしに欠かせない「ガス」。料理やお湯を沸かすために当たり前のように使っていますが、実はガスには「プロパンガス(LPガス)」と「都市ガス」の2種類があります。本土では都市ガスの利用者も多い一方で、沖縄ではほとんどがプロパンガスを利用しています。なぜそのような違いがあるのでしょうか?
今回は、プロパンガスと都市ガスの違いを整理しつつ、沖縄におけるガス事情についてわかりやすく解説します😊
1. プロパンガスと都市ガスの基本的な違い💡
1-1. プロパンガス(LPガス)とは❓
- 液化石油ガス(LPG:Liquefied Petroleum Gas)の一種
- 主成分はプロパンやブタン
- 高い発熱量を持ち、効率よく燃焼する
- ボンベ(ガスボンベ)に充填されて各家庭まで届けられる
1-2. 都市ガスとは❓
- 主に天然ガス(LNG:Liquefied Natural Gas)を原料とする
- 主成分はメタン
- 専用のガス導管(ガス管)を通じて各家庭まで供給される
- 発熱量はプロパンガスに比べて低め
👉 まとめると、プロパンガスは「ボンベで運ぶ個別供給」、都市ガスは「ガス管を通す集中供給」という仕組みの違いがあります。
2. プロパンガスと都市ガスのメリット・デメリット💡
2-1. プロパンガスのメリット😊
- 災害に強い:ボンベ式なので復旧が早いプロパンガスは、各家庭や建物にガスボンベ(容器)が直接設置されているため、災害時に一部のインフラが止まっても「個別に供給」でき、被害を受けなかった家庭はすぐにガスを使い続けられます
- 発熱量が高い:都市ガスの約2倍のエネルギーです。発熱量が高い=「火力が強い」ということなので「お湯が早く沸く」「中華料理など強火を必要とする調理がしやすい」「炒め物や揚げ物でカラッと仕上がる」など日常の料理のスピード感と仕上がりの良さを実感できます
- 供給エリアが広い:プロパンガスは、販売店がトラックで定期的に配送してボンベを交換・充填するので「集合住宅でも戸建てでも対応できる」「道が通じていればどこでも供給可能」「新築や引っ越しの時もすぐに利用を開始できる」などガス管工事を待つ必要がないため、導入までのスピード感があります
- 自由度が高い:引っ越しや離島でも使える 沖縄は離島が多く、都市ガスの供給網が整備されていない地域がほとんどです。プロパンガスなら、船でボンベを運び込んで各家庭に供給できるため、離島暮らしでも安定してエネルギーを使うことができます
2-2. プロパンガスのデメリット😌
- 料金が高め:LPガスは各戸にボンベを配送・交換する仕組みなので「配送トラック・人件費・倉庫費用」「ボンベの検査・回収・再充填の運用」これらがコストに反映されます。都市ガスは管路一括供給できるため、配送費がかかりません
- 料金体系が会社ごとに異なる:LPガスは自由料金が基本で、基本料金+従量単価の設定や設備費の扱いが会社により異なります。結果として比較しづらさも「高い」という印象を強めます。
2-3. 都市ガスのメリット😊
- 料金が安い:都市ガスは、地中に埋められたガス導管を通じて、都市全体や広範囲の地域にまとめて供給されます「1つの設備で多くの世帯を一括供給できる」「配送コスト(トラック・ボンベ交換など)が不要」「ボンベや容器の管理・検査にかかる費用が発生しない」など供給効率が高いため1㎥当たりの単価を安く抑えやすいのです
- 安定した価格:都市ガスは「一般ガス事業者」として、地方自治体や国の規制のもと料金を設定しているので「料金の算定方法に透明性がある」「急激な値上げが起こりにくい」「利用者にとって安心感がある」などLPガスのように事業者ごとで料金がバラつくことが少なく、地域内で統一料金に近い形になります。また、急激な値上げが起こりにくいなどのメリットがあります
- 管理が簡単:プロパンガスは、ボンベが空になれば配送業者が交換に来ますが都市ガスは地中に埋められたガス管を通じて供給されるため、利用者側でボンベを管理・交換する必要がありません。なので「ガスが急に切れた!」という心配がなく、常に安定して使えるのが大きなメリットです。
またプロパンガスでは、建物の外にガスボンベを設置するスペースが必要です。都市ガスはガス管供給なので、ボンベ置き場が不要になり、家周りをすっきり使えるのも利点です。
2-4. 都市ガスのデメリット😌
- 災害に弱い:都市ガスは地中に埋められた導管を通して供給される仕組みです。この「ガス管」が長く広範囲に張り巡らされているため、地震や地盤沈下が発生すると「ガス管の破損・漏れ」「広範囲で供給停止」「復旧に時間がかかる」などの問題が起こりやすいです
- 発熱量が低い:都市ガス(13A)の発熱量は 約11,000kcal/m³、一方でプロパンガスは 約24,000kcal/m³ と、倍以上の差があります。そのため「お湯が沸くまで時間がかかる」「強火が必要な料理(中華料理など)が作りにくい」「短時間料理に不向きで、燃料を多く使う場合もある」など同じ調理でも火力が弱めになりやすいので時間がかかる場合があります
- エリアが限定される:都市ガスは「地中のガス管」が整備されている場所でしか使えませんので「都市部に限定される」「郊外や山間部、離島では供給が難しい」「新しく整備するには莫大なコストがかかるため、短期的な導入は現実的でない」など沖縄県の場合ほとんどの地域では都市ガスを使用できません。そのため、実質的な「都市部限定のインフラ」という側面が強いです
3. 沖縄ではどちらが多い❓
3-1. 沖縄のガス事情
沖縄では圧倒的に「プロパンガス(LPガス)」が主流です。
その理由は以下の通りです。
- 地理的条件
沖縄本島でも都市ガス用の大規模なガス管整備は進んでいません。離島も多く、インフラ整備に莫大なコストがかかるため、柔軟に供給できるプロパンガスが普及しています。 - 災害への備え
沖縄は台風の常襲地帯。電気や水道が止まっても、ガスボンベさえあれば復旧できるプロパンガスは安心感があります。 - 導入のしやすさ
都市ガスはガス管が必要ですが、プロパンガスならボンベを設置するだけで利用可能。集合住宅から戸建てまで幅広く対応できます。
3-2. 実際の普及率
沖縄県内の家庭用ガスは、9割以上がプロパンガスといわれています。
一部の地域では都市ガスも導入されていますが、限られた範囲にとどまります。
4. 沖縄におけるガス選びのポイント💡

4-1. 料金面💰
プロパンガスは都市ガスより高いと言われますが、会社によって料金体系はさまざまです。定期的に明細をチェックし、必要なら見直しも検討しましょう!
4-2. 災害時の安心😌
台風や地震に強いという点で、沖縄ではプロパンガスが生活のライフラインとして信頼されています
4-3. 生活スタイルとの相性🍀
- 一人暮らしや短期居住 → 設置が簡単なプロパンガスが便利
- 都市部で長期的に住む → 都市ガスがあればコスト面で有利
5. まとめ🌟
- プロパンガスはボンベ式、都市ガスはガス管式で供給方法が違う
- プロパンガスは発熱量が高く災害に強いが、料金はやや高め
- 都市ガスは料金が安く透明性があるが、エリアが限られる
- 都市ガスはコストは低いが発熱量が低くお湯などを沸かすときに時間がかかる
- 沖縄では9割以上がプロパンガス利用
- 地理的条件や台風対策から、プロパンガスが地域に根付いている
🌺沖縄に暮らす私たちにとって、プロパンガスは生活の安心を支える大切なエネルギーです。
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