日々の暮らしに欠かすことのできないエネルギー。
ガスを安全に、快適にお使いいただくために心がけていただきたいことを下記にご紹介いたします。
ご使用前にご利用機器の取扱説明書をよくお読みのうえ、正しくお使いください。
ガスの利用方法
ガス機器を正しく使うために
- ガス機器の安全なご使用と日常管理については、取扱説明書をよくお読みいただき、その内容を理解したうえでご使用いただくことが大切です。
- ガス機器ご使用時に不快な臭い、炎のあふれ、機器本体の異常な過熱などがあれば、ただちに使用を中止し弊社までご連絡ください。
ガスコンロはこまめにお手入れを
- 煮こぼれなどによるバーナー炎口の目詰まりは、不完全燃焼の原因になります。器具ブラシなどでこまめに掃除してください。
- オレンジ色のゆらゆらした炎は不完全燃焼で、燃焼効率が悪く、鍋やフライパンにすすが付きます。
省エネのアイデア
- 鍋底から炎がはみ出さない程度の火加減にしましょう。
- 鍋底の水分は、火にかける前に拭きとりましょう。
- 落としぶたを活用するなら、味のしみこみも早く、調理時間も短縮できます。
お風呂
- ガス給湯器の排気口は高温になる場合がありますのでご注意下さい。
- 排気口に物を置いたり遮るようにしないでください。
- 給湯器の周りを囲う場合は、四方を囲ったり密閉状態にすると不完全燃焼の原因になりますのでご注意ください。
- ついついシャワーのお湯を出しっぱなしにしていませんか？1回のシャワー時間を短くするだけでも、光熱費がぐっとおトクになります。こまめにシャワーを止める習慣をつけましょう。
接続具の点検
- ゴム管がひび割れしたり固くなったりしていないか時々点検し、古くなったものは早めにお取り替えください。
- ゴム管の長さはできるだけ短くし、熱や油が当たらないようにご使用ください。（ガステーブルは1m以下、その他日常お使いになる機器のゴム管は2m以下）
- 三方継手（三ツ又状の接続具）のご使用やゴム管の継ぎ足しはおやめください。必ずゴム管バンドでしっかりと固定してご使用ください。
- ご使用にならないガス栓にはガス栓キャップを必ずつけてください。
コンセント継手
- ガス機器とガス栓をつなぐときも、はずすときも、操作は簡単。しっかりと確実に接続できます。
ヒューズガス栓
- ゴム管が外れたり、途中で切れたりして多量のガスもれが発生した場合、ヒューズガス栓内のボールがガスの出口をふさいで止めます。
強化ガスホース
- 強化ガスホースはゴム管の外層と内層の間に硬鋼線（ワイヤー）を入れ、家庭用の刃物では簡単に切れないようにした耐久性の高いガスホースです。ふろがま、ガス小型湯沸器、ガスFF暖房機などの固定型機器の接続に使用します。
ガスのFAQ
コンロ
- コンロの火がつかない
A ガス栓が閉まっている可能性があります。ガス栓を開けてください。 - 炎が途中で消える
A 電池切れ、もしくはセンサー異常が考えられます。電池の交換を行ってください。 - 火の色がおかしい
A バーナーの目詰まりで、オレンジ色の炎になることがあります。バーナーキャップの清掃を行ってください。
給湯器
- お湯が出ない。 給湯器が点火しない
A ガスメーターで安全装置が作動していたり、給湯器のコンセントが外れている可能性があります。ガスメーターがガスを遮断していないか確認してください。＜ガスメーターの復帰方法はこちらを参照＞
また、給湯器のコンセントが外れていないか確認してください。 - お湯の温度が安定しない
A 台所など他の場所でも同時に水を使うと、水圧が不安定になり、その結果温度が熱くなったり冷たくなったりする場合があります。 また、節水式シャワーヘッドを使用した場合も同じ症状が現れる場合があります。シャワーヘッドの交換等を行ってください。建物自体の水圧が弱い場合は、水道工事が必要になるケースもあります。
乾燥機
- 電源が入らない
A コンセントが外れている可能性があります。接続部を確認してください。 - 乾燥途中で停止する
A 乾燥機のフィルター詰まりや屋外のダクト出口の詰まりが考えられます。詰まりを除去してください。